スプロケットとフリーハブ
同じメーカー同士の同じ段数で歯数の違うスプロケに交換するのは、ちょっとした工具で簡単にできます。
交換に必要な工具
①スプロケット押さえ
②ロックリング締め付け工具
③モンキーレンチ
スプロケットを交換する
クイックリリースを抜いた状態でスプロケを固定しているロックリングを緩めます。
スプロケット押さえ①をロー側の歯に巻きつけます。
ロックリング締め付け工具②を差し込みモンキーレンチ③で写真のように回します。
スプロケの取り付けは、交換するスプロケを入れたあと、ロックリングを手で回し(時計回り)て軽く取り付けてから、ロックリング締め付け工具を差し込んでモンキーレンチで締めます。このときスプロケット押さえは不要です。
取り付けたら、ホイールを回してスプロケが正しく固定されているか確認します。
工具が滑ったり、急に緩んで怪我をすることがあります。十分注意して作業してください。 スプロケを差し込むときは、歯やスペーサーの順番を守って行ってください。 |
スプロケとフリーハブの互換(SHIMANO)
同じメーカーでも問題なのは段数を変える場合、できない組み合わせもあるので注意が必要です。
例えばSHIMANOの11速用ホイールであればスペーサーを入れて8速、9速、10速のスプロケを入れることができます。
8速/9速用ホイール
11速カセットスプロケット ×
10速カセットスプロケット ◯ 1mmスペーサー
10速用ホイール
11速カセットスプロケット ×
8速/9速カセットスプロケット ×
11速用ホイール
10速カセットスプロケット ◯ 1mm + 1.85mmスペーサー
8速/9速カセットスプロケット ◯ 1.85mmスペーサー
自転車のカスタマイズ前の基礎知識
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