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トヨトミ レインボウストーブ グローストーブ化改造やってみた

トヨトミ レインボウストーブ グローストーブ化改造やってみた

トヨトミ 純正の燃焼筒を加工してグローストーブ化

ほんの弾みで買ったトヨトミ レインボウストーブ。
巷で暖かく無いと言われているので、グローストーブ化してみる。
ここまでの改造は。色の塗り替えと反射板を追加したこと。
最終目標はスノーピークみたいなグローストーブ化。
間抜けにもネット詐欺に会あうトラブルがあったが、そんな小悪党は忘れて、新たに魔改造を再開。
今度はアマゾンでヨヨトミ純正の燃焼筒(商品コード: 11275006)を購入。
先人たちのネット情報を頼りに加工していく。
大まかには、外筒と内筒の高さがツライチになるように内筒のハミ出している部分をカット。あとは加工した燃焼筒を元のガラス筒と燃焼筒と入れ替えるだけ。

改造前のレインボウストーブ状態
魔改造後のグローストーブ状態

トヨトミ 純正の燃焼筒をバラす

購入した燃焼筒を加工していきます。
ガラス筒の支え部分と外筒、内筒は、2本のピンで組み立てられているので、ピンを外して分解する。ピンの抜け落ち防止の小さなワッシャのような金属板をラジオペンチで挟んで取り外すと簡単にバラせます。ちょっとやり辛いけど。

ピンの抜け落ち防止の丸い金属の輪を外す
この2本のピンを抜くとバラバラにできます

内側の筒の下を11mmカット

内筒下部には小さな穴が水平に並んでいるので、穴の4列目がだいたい下からから11mm。カットの目安にマスキングテープを巻いて、ステンレス用の金ノコで慎重にカットします。なかなか固くて切り辛い。

ステンレス用の金ノコでカット
カットした内筒の残骸

燃焼筒の3本の足を折り曲げる

ガラス筒の支えの足は燃焼筒を置いたときに邪魔になるので折り曲げておきます。

この部分(4箇所)を90度折り曲げる
こんな感じに指で押して折り曲げる

本体カバーに溝を入れる

電池の自動点火だけで使うのには関係無いが、本体カバーの窓からライターなどで点火するときに本体カバーの内側が邪魔しないようにツマミを上げるための溝を削っておく。
また、燃焼筒のツマミも下に曲げる。

カバーに燃焼筒のツマミを上げやすくする溝を削る

仮組みして燃焼テスト

元のようにガラス筒の支えと外筒、内筒を重ねてピンで固定する。
ピンは十字に刺さっているため、ピンの直径分(3mmくらい)高さが違うので注意が必要です。
それぞれの筒の穴の位置と高さに注意して低い方、高い方で合わせてピンを差し込みます。
ピンの抜け落ち防止のワッシャは仮止め程度に入れておくといいかも。

あれ?!黒煙が…

仮組みの状態で燃焼テストを行ってみた。
芯の出し具合によって黒煙が出る。これは失敗か?
レインボーストーブの状態では出ないので、加工した燃焼筒が原因?
空気が均等に廻らないため一部で不完全燃焼を起こしているのか?
仮止め程度にしておいて良かった。
もう一度バラして加工した内筒を確認する。11mm付近の小さな穴を頼りにカットしたが、穴の一部が残っている箇所と完全に無い箇所がある。
…ってことは水平にカットされていない。僅かに段差ができて内筒が微妙に傾いているのか?
ヤスリで削って段差を調整。
もう一度組み立てて点火。
おーっ!!黒煙が消えた。段差といっても0.2から0.3mm程度なのに…。
石油ストーブをナメてました。巨大はオイルランタン程度に考えていたが意外にデリケート(^^;)

金属の流しの排水せんカゴを入れる改造も試してみた

ネットではいろいろな改造方法が紹介されているので、その中の流しの排水せんカゴを入れる方法もためしてみた。
レインボーストーブの状態でステンレス製の排水せんカゴを追加するだけの手軽な改造。
入れるだけで、暖かさは格段に上がるが、芯を目一杯出した状態だと不完全燃焼で黒煙が出てします。
少し芯を調整すれば黒煙を消すことができる。
費用も1000円台。
不要な取手を外してただ載せるだけ。

SANEI ステンレス製 BL仕様流し台用 H650AF

やるなら自己責任

ここが一番重要なこと。
どちらにしても、メーカーが認めていない魔改造なので不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険性がグンと上がります
改造は自己責任…改造には命に関わるリスクが伴います。加工に自信がなければ、やらない方がいい。
マジで死亡事故につながります。
実際に使うときまでに一酸化炭素チェッカーを買っておこう。

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