チェーンを交換する
チェーンの幅(厚み)が6/7/8段用、9段用、10段用、11段用で異なります。スプロケの段数に合わせてチェーンを選ばないと、変速が上手くできなかったり、チェーンが落ちる原因となります。
SHIMANOの場合、10段用からは表裏があります。チェーンを交換する際は刻印が外になるように付けます。
必要な工具
・チェーンカッター
・ラジオペンチ
チェーンを切る
チェーンカッターをコネクティングピン部分に合わせて、カッターのネジを締めていきます。途中で少しネジが固くなりますが、そのまま締めていきましょう。
チェーンを繋ぐ
新しいチェーンの長さを決めて、チェーンの両端をあわせて付属のコネクティングピンを差し込み、チェーンカッターでピンを押し込みます。0.2mmほど出っ張っている程度が良しとされていますが、やってみるとカクっとなる位置があるのでわかります。そしたらチェーンカッターを緩めてチェーンカッターを外します。後はピンの余分な先端部分をペンチなどで折って完成です。
コネクティングピンは小さなパーツです。無くさないようにしましょう。コネクティングピンだけを買うことができますが、意外に高いです。
チェーンの長さ 「前後共に一番大きなギアにチェーンを通し、チェーンを繋いだ状態で、リアディレイラーのアームが地面に対して垂直になる長さ」が良いとされていますが、元のチェーンの長さにしておけば間違いないと思います。 便利なパーツ チェーンを繋ぐのに、ミッシングリンクを使うと取り外し取り付けできるようなります。 |
ミッシングリンクを使う
チェーンの両側のミッシングリンクを取り付けて、写真のようにミッシングリンクを合わせて、左右に引っ張ります。
チェーンを外すときは、逆にミッシングリンクの前後のチェーンをスライドして中央に寄せます。
自転車のカスタマイズ前の基礎知識
関連記事 | 概要 |
---|---|
自転車のフレームの世界 | 自転車のフレームの素材の違いによって変わる乗り心地の紹介。自転車の部位と パーツ名称も紹介しています。 |
自転車のコンポーネントの世界 | 自転車の世界ではディレイラー、ブレーキ、クランク、レバーのセットをコンポーネントと呼んでいます。安いコンポーネントと高いコンポーネントを比較しています。 |
自転車のタイヤとチューブ | 23Cか?25Cか?どっちがいい?最近流行の25Cは実際どうなんだろう。自転車のタイヤとチューブについてまとめてみた。 |
自転車のドライブトレイン | 独自規格が乱立するボトムブラケットやホイールとスプロケットの組み合わせをまとめています。 |
自転車のハンドルの世界 | 見た目が大きく変わるハンドル回りのカスタマイズ。ブルホーンがかっこいい!注意すべきハンドル回りの情報を紹介します。 |
自転車のブレーキの世界 | 安全に走れる自転車にカスタマイズするにはブレーキが大事。カスタマイズするときの注意点を紹介しています。 |