パラグライダーで上空から見てたけど…
ここのところグルキャンが続いていたが、久々のソロキャン。
場所は西富士の朝霧にある「ふもとっぱら」。
朝霧にはパラグライダーで3年近く通っていた。だいたいの場はわかっていたが、パラのエリアのすぐ近く。
コロナの影響で要予約。
キャンプ場には10時過ぎに入ったが、入口近くは難民キャンプ状態。
さすが「ふもとっぱら」。
初めてなので、場内の案内を見ながら空いている場所を探す。
とにかく広い!
入口から離れると、いくぶん空いている場所があったので
車をガッツリ乗り入れて設営。
曇っていて富士山は見えないのは残念だけど…。晴れていれば正面に見えるはず。
ここには広い草原があるが、他に遊ぶものがない。
今回は折りたたみのミニベロを積んできたので、パラのエリアに遊びに行く。
誰か知ったヤツいるかな~。
富士山好きにはたまらん「ふもとっぱら」のロケーション。
昔のパラ友の捕まえて飛びを冷やかしてから、テントの戻る。
ここら辺は牧場も多く広い草原の向こうに富士山が見える。
真夏はさすがに暑いが、外界よりは若干過ごしやすい。
今回は暑いので、主食は冷やしうどん。
うどんを湯がいて、水で冷やす。
大量に水を使うので野営じゃできない。
食後は酒を飲みながらマッタリ。
遠くで雷の音、夕立が来そうな気配。
しばらくすると雨がポツポ。すぐに止んだので雷は来ないかな?と安心していると
キャンプ場の車が回ってきて
「雷予報が出ています。雷がなったら車か建物の中に避難してください。テントに落雷する恐れがあります。」
怖~い。
雨も上がって雲の隙間から富士山が見える。
富士山好きにはたまらん!
「ふもとっぱら」で恐怖体験
マッタリしていると急に冷たい風。嵐の前触れか!
突然空が暗くなり、嵐のような風と雨。タープがバタバタ。
これまで体験したことないような爆風と豪雨、雷。
近くのグループのタープが飛ばされる。この中でテントを押さえているお父さん。
すぐ近くに雷が落ちたような音。タープポールに雷が落ちそう。
ヤバい!車に避難。
ビショビショになって車に避難して嵐が過ぎるのを待つ。
時間にして10分くらいだと思うが…
避難するときテントのアウターを締め忘れたので、インナーのメッシュから雨が吹き込んで、中の毛布が…
タープの下の焚き火台、椅子、テーブル、鍋が風で飛ばされて、ついさっきまでの草原が水浸し。
一瞬にして、全てが水浸しになりました。
すぐに嵐は去ったので、周りのテントからも人は這い出てきた。
嵐の後の青空。
嵐が去ったら、青空が広がり暑さが戻って来た。
濡れた毛布を干す。夜までに乾いてくれるかな~。
雲が開けて富士山がよく見える。
薪も水没したので、川のようになった道を通って着火剤を買いに売店に。
かなり水没したテントも有る。大変だ~!
だんだんと暗くなってシルエットに変わる富士山を見ながら焚き火で焼き肉!
翌朝は「ふもとっぱら」らしい風景
翌朝はテントから出ると、目の前は見事な富士山。
この風景は値千金。
昨日の恐怖体験を差し引いても、来てよかった。
テントを乾かして撤収。
ファミリーやグループなら本栖湖や白糸の滝に観光に行ったり、まかいの牧場やミルクランドに寄ったりで楽しめるが、3年間毎週来ていたので特に見たい場所もなく真っ直ぐに帰ることに。
ふもとっぱらの人気の秘密は?
今回始めて「ふもとっぱら」にお邪魔して思ったこと
良い点
- 正面が富士山
- 広い草原
- 車の乗り入れができる
- 混んではいるが、草原、林間と幅広いキャンプスタイルに対応できる
- スタッフの対応が良い
- 外界より5℃ほど気温が低い
- 草原の割に虫が少ない
悪い点
- トイレの数が少ない
- ゴミの収集場所が1箇所のみ(この広さで1箇所?)
- 草原と富士山以外何もない(近くでパラの体験やタンデム飛行ができる)
キャンプサイト情報 ふもとっぱらキャンプ場
名称:ふもとっぱらキャンプ場
https://fumotoppara.net/
住所:静岡県富士宮市麓156
予約:要
地面:草原(小石交じり)
概要:とにかく広い草原。正面に富士山を拝める。水場は随所に用意されているが、広さのわりにトイレが少ない。ゴミ収集場所は入口付近に1箇所のみ
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