富士山でキノコ狩り
数年ぶりに富士山でキノコ狩りをすることになった。しかし、この日は車が無く、友人に迎えに来てもらうことに。やって来たのはジムニー。荷物はコンパクトにまとめて待機するが、想像以上に狭い!「荷物の収納はパズルゲームか!?」と思いながら、濡れると困る寝具だけ車内に入れて、あとはキャリアに載せる。ここからすでに冒険が始まっていた。
早過ぎた?キノコ狩りの幕開け
三連休初日の東名高速で御殿場を目指す。朝早いのに、渋滞はすでにいい感じにスタート。「さすが三連休!」と、渋滞に巻き込まれながらもテンションをキープ。須走登山口に到着し、登山口で靴を履き替えて小富士を目指す。いよいよキノコ狩りスタート!
しかし、いざ山に入ってみると…無い!キノコが無い!たまに見つけても、どう見ても毒キノコばかり。「これ、食べられるかも?」と、ちょっと期待しつつ適当に採取。どうせ選別は山小屋の人にお願いするから問題なし!ということで、1時間ほど山を歩いてそこそこの量のキノコをゲット。
山小屋でキノコ蕎麦を注文し、キノコの選別結果を待つ。結果は…惨憺たるもの!「これはいける!」と思った肉厚キノコも毒キノコと判明(>.<)。食べられるキノコは10本も無し。まあ、想定内ということで、前日にイオンで買った椎茸があるから問題なし!
須走登山口からキャンプ場までは遠い
須走登山口からPICA表富士キャンプ場へ向かうには、一旦御殿場に降りる必要がある。友人が「キャンプ場の近くにスーパーがある」と言うので寄ることに。しかし、パラグライダーでさんざん通った道にそんなスーパーあったか?しかも、「温泉もすぐ近くにある」と言い張る友人。でも、走れども走れどもスーパーも温泉も見当たらない。結局、スーパーまで30kmの道のり。「これをすぐ近くと思っていたのか…?」と友人の距離感にツッコミを入れつつ、どうにか買い物を済ませてキャンプ場に戻りチェックイン。
ここのキャンプ場に詳しいと言う友人に従って、初めて上の段に設営。「水場もトイレもすぐ近くにあるから!」という言葉を信じて…いざ行ってみると、実際には下の段にしか無い(>.<)。「これ、どこまで歩くの…?」
土砂降りキャンプの楽しむ
今回は荷物をコンパクトにしてステイシーSTで最低限の装備。タープも無し、コンテナも小さいもの。友人はOneTigrisのワンポールを張るが、なんだか変な形。老人のお尻みたいな姿に仕上がっている。二股のポールが正面入口に来ていて、どう見ても間違っているような…。
天気は曇り、ときどき小雨、時折霧。幻想的でなかなか良い雰囲気。薪が豊富なので早めに焚き火を開始。メインディッシュはすき焼き!採取したキノコも少し投入。すき焼きだから何を入れても美味しい!残りのキノコは朝の鍋に回す。
暗くなると、そこそこの雨。ここのところ雨キャンプが続いているが、キャノピーを跳ね上げているので問題なし。でも友人はワンポールでタープもキャノピーも無く、雨がダイレクトに入ってきている。それでも楽しそうなので…まあいいか!
夜にはザーザー降り。テントに当たる雨音がうるさいけど、これもまたキャンプの醍醐味。
町営温泉「さくらの湯」でリラックス
翌朝は曇りときどき雨。朝食にキノコ鍋を食べてから、温泉に行くまでのんびり時間をつぶす。キャンプ場を出て少し走ると雨が止んで晴れ!キャンプ場だけ雨だったのか…。今回は以前何度か行った山北町の町営温泉「さくらの湯」に向かう。途中、道の駅に寄ってから「さくらの湯」に到着。ここは公営施設には珍しく入れ墨フリー!見事な入れ墨を眺めながら温泉に浸かるのも、また一興。
温泉でオムライスを食べて横浜に戻る。なかなか楽しいキャンプだった。キノコ狩りとキャンプの抱き合わせ企画、たまには楽しいかも!
Leave a comment